平成26年度日本ソロモン友好協会役員会と交流会

2014年12月18日

12月12日(金)友好協会の役員会並びに交流会が日比谷の英国風パブレストラン「うすけぼー」にて開催されました。今次役員会には大阪から井上一成会長の出席が期待されましたが、突然国会が解散となり14日に総選挙が設定されたため、残念ながら会長欠席という中で開かれました。とはいえ足立名古屋支部長および江尻金沢支部長、遠路はるばる関西から駆け付けてこられた和田理事はじめ嬉、村山、前田、関理事等いつもの顔ぶれが出席され、当友好協会と長年交流があるミクロネシア振興協会(AMD)から川嶋事務局長(しま株式会社代表取締役)と須賀様、AMDとのお付き合いが長い通称川崎グループの諸氏(大窪様、吉倉様、近藤様、高木様、平田様 武藤様)の出席を得ました。

そしてビジネス関係者としてソロモン諸島に会社(オーシャンウエーブ)を設立された古川氏、ソロモン諸島に関心を有する高橋様(グローバルスタンダード社代表取締役)の出席を得ると共に特別ゲストとして井原パプアニューギニア名誉領事、先の大戦において日米の間で繰り広げられた激戦の地ソロモン諸島での戦跡取材を実施した前田共同通信記者等異色の顔ぶれが揃い、その上日本の女性と結婚をして日本に就職(前川製作所勤務)、長年に亘り日本において活躍しているアリスタ氏(ソロモン)の出席を得て、和気藹藹且つ楽しい雰囲気の中で会が行われました。

今回は國尾理事の司会の下、冒頭、足立支部長の開会のあいさつがあり、次いでゲスト代表として川嶋事務局長による乾杯の音頭、引き続き食事をとりながら歓談に入りましたが、時宜を見計らって高濱理事長から、席上資料を配布の上、最近のソロモン事情と友好協会のこれまでの活動状況について報告がなされました。

ソロモン事情に関しては、ソロモン諸島において国政選挙があり新たに首相が選出されたこと、特記すべきこととして日本の海上自衛隊の練習艦隊が、戦後69年にして初めてソロモン諸島を慰霊訪問をし、民間団体が収集した英霊の御遺骨を受け取り、英霊の日本への帰還を実現させたことが紹介されました。(写真参照)

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友好協会の活動に関しては、主な活動として

1)本年4月にホニアラ市を襲った大洪水による被災者救済のための救援物資(主に衣料)をソロモン諸島の在日国費留学生および多くの善意の日本人の協力を得てソロモン諸島政府に送付したこと

2)関西医科大学のご厚意によるソロモン諸島政府からの医学研究生(熱帯医学研究)受け入れが実現し、来年4月から同大学の大学院において更なる研究が進むことが期待され、人材育成・交流が着実に進んでいること。これを高く評価したソロモン諸島政府から関西医科大学とともに日本ソロモン友好協会に感謝状が授与されたこと、そして当該感謝状が席上披露されました。

3)右に加え、日本の環境省の支援を得て、ソロモン諸島の環境改善プロジェクトのビジネス化に向けて日本ソロモン友好協会の人脈・経験などが有効に活用されていることなどが紹介されました。

引き続き、理事長の音頭で、在日ソロモン人を代表してアリスタ氏を迎えてソロモン諸島の独立祝賀のための杯を交わすと共に、来年戦後70周年を控え先の戦争の総括記事を書く企画の下、日本の平和へのターニングポイントになったガダルカナルの戦いの現場を取材するためソロモン諸島を訪問した前田共同通信記者から取材の模様などが紹介されました。(来年の報道記事が楽しみです)

最後に村山理事より出席して頂いた方々の健康と再会を願う旨の辞が述べられ本会合を了しました。

2014年を締めくくる意味での今次役員会・交流会を盛況の内に終えることが出来たことに対しまして、出席頂いた皆様に改めて感謝の意を表すると共に、今後とも日本・ソロモン諸島間の友好関係発展のために皆様の御理解と御協力を頂ければ役員一同望外の喜びとする次第です。
2015年が皆様にとり幸い多き年でありますようお祈りいたします。

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