岐阜県の那加中学校生徒等の善意、ソロモンへ
2015年04月04日
4月1日、ソロモン諸島のホニアラ中学校において、先にホニアラを襲った大洪水により被害を受けた島民救済のために「岐阜県各務原那加中学校」(注)の生徒等の発意で送った救済品(古着)と同時に青少年への贈り物として送った野球道具一式の授与式が行われました。これには、在ソロモン諸島のJICAの青年海外協力隊員の久住元太氏が代表で出席。式典は成功裏に終わりましたが、野球道具を手にした生徒等は久住隊員の指導の下、喜びを体いっぱいに示しながら野球を学び始めています。その後、同学校から那加中学校には礼状も届いており、那加中学校の生徒等の善意は間違いなくソロモン側に伝わったと言えましょう。なお、今回の那加中学校のソロモン諸島支援は初めての経験ということもあり、日本・ソロモン友好協会が持つノウハウが大いに役立つ(特に友好協会名古屋支部の足立支部長が全面的に協力)と共に、運送費の一部負担を行うなどの協力を行いました。那加中学校は、今後ホニアラ中学校と姉妹校関係を築きたいとの希望を有しており、日本ソロモン間の友好の輪が増々広がることが期待されます。(注;那加中学校にはソロモン諸島からの国費留学生(岐阜大学大学院博士課程終了)サムソンビウル君が外国教師として語学を教えています)