ソロモン外交(台湾との外交関係終わる)

2019年09月20日

2019年9月16日、ソロモン政府は、36年間諸々の支援を受けてきた台湾との外交関係を止め、一つの中国政策を支持する観点から中国と外交関係を持つことを決定。

多くのソロモン島民は台湾との関係維持を望んでいたが、ソロモン政府は中国からの多額の資金援助を受ける事を選択した。 中国からの過大な債務に苦しむ他の太平洋上の島嶼国のようにソロモンがならないよう切望したい。ソロモン政府のかかる決定を受けて、在ソロモン台湾大使館は閉鎖し、これまで台湾がソロモンにおいて続けてきた種々の援助も終わり、台湾との関係は幕を下ろした。尚、ソロモン政府は今秋ニューヨークで開催される国連総会においてこの決定を発表する由。