最近のソロモン事情

2012年09月26日

 2012年は7月に首都ホニアラで、太平洋芸術祭(4年に一回南太平洋島嶼国間で順番に開催)が開かれた後、8月に入りガダルカナル戦70周年記念行事がとり行なわれ、この2つの行事に参加すべく多くの訪問客がソロモンを訪れたました。

 その後、9月16日より二日間イギリスのウイリアム王子夫妻が南太平洋島嶼国訪問の一環としてソロモン諸島をも訪問し、メデイアを含む非常に多くの関係者がソロモン訪問。大変な盛り上がりを見せると共に、ソロモン諸島はかっての宗主国の Royal couple 歓迎一色に染まりました。日本のテレビでもニュースとして放映されご覧になった方もおられると思います。

 首都ホニアラ当局は、先の芸術祭以来、英国からの Royal couple の訪問を踏まえて、町の美化運動に力を入れ、特に路上に落ちているプラスチックや紙などを拾い、屑篭にそれらを捨てること、特にビートルナッツを噛んでそれを路上に吐かないこと、公共施設を大事にすること、ホニアラという町は自分の町であるという意識を向上させることなどを市民に呼びかけて来ました。

 従来からソロモン在住の外交団の夫人等が町の美化運動に務めてきたこともあり、今回の運動を通じ市民の美化意識が更に高まって行くことが期待されます。ソロモン諸島の更なる変化・進展が楽しみです。