前田茂理事が心不全のため急逝

2010年04月22日

maedadirector4月18日、当協会の主要会員でありました前田茂理事が心不全のためお亡くなりになりました。

同理事はガダルカナル戦の体験者として悲惨なこの戦いの歴史を風化してはならないとのお気持ちからご自分の体験を手記としてまとめ当協会に寄稿され、協会としましてもその趣旨に賛同し、右手記を貴重な歴的的証言として協会の会報に掲載させていただきました。同理事は江田島海軍兵学校を卒業されて南太平洋の激戦地ソロモン方面に海軍軍人として参戦され、運よく日本に生還されましたが、その直後終戦を迎え、戦後は東京大学に入学、卒業後は弁護士として長年活躍し社会的貢献をされてきましたが、今年の4月遂に天に召されました。今は天において多くの戦友と共に親しく語らっておられることと思います。貴重な歴史的証言者がまた1人亡くなられ誠に残念でありますが、ここに前田理事のご冥福を心よりお祈り申し上げたいと思います。

葬式は桐ヶ谷斎場においてとり行われ、4月23日お通夜、同24日告別式という日程です。

当協会からは高浜理事長が協会を代表して告別式に出席いたします。

合掌