平成23年ソロモン独立記念祝賀
平成23年7月9日、日本ソロモン友好協会は、恒例となった「ソロモン諸島独立記念祝賀」の集いをこれも定番となりましたホテルアジア会館において実施しました。
出席者は、高知県立牧野植物園の小山園長夫妻をはじめ、東京からは高濱理事長、村山理事、嬉理事、木下理事 常盤理事、國尾理事夫妻、大阪から和田理事、石川県支部からは竹田輪島市議、江尻支部長、横須賀からソロモンの学生の教育費を支援している中谷基金の青柳事務局長、全国ソロモン会の安田会長、そして会報などの印刷業務に協力してもらっている峰田代表取締役等が出席。ソロモン側からは国費留学生として岐阜大学大学院博士課程にて勉学を続けるサムソン君が、たまたまJICAの招待で来日していた同姓のサムソン君と共に出席してくれました。
冒頭、ソロモンの学生二人によるソロモン国歌の斉唱、次いで竹田市議による挨拶と乾杯、引き続き歓談に入ると共に参加者の紹介が高濱理事長から行われました。そして小山園長からはソロモンにおける薬草研究の現状照会と説明がスライドを駆使して行われ、これに対し、ソロモンの留学生からは小山園長の研究とその運用のあり方は、
台湾のソロモン支援は積極的であるがその仕様と効果を比較すると、ソロモンにとってもプラスになり優れているとの指摘がなされました。高濱理事長からは留学生に対し、官界から政界入りして早くに大臣にでもなって、小山園長の研究やその他の日本からの支援に対し好意的配慮を払ってもらいたいとのコメントがあり、更には現在NHKがソロモンの世界遺産(東レンネル)地区における薬草についての取材を今年10月頃企画していること、他方ソロモンの世界遺産担当者からは日本の世界遺産地区との姉妹都市関係を結びたいが、その可能性について検討してほしいとの要請が友好協会になされていること等の紹介がなされました。以後和気藹々とした雰囲気の中で交流が行われ祝賀会は成功裏の内に終わりました。
なお青柳事務局長からは、ソロモンにおいて現在幼稚園設立を進めているので関係者の支援をお願いするパンフレットが配布され、友好協会からは年内に実施予定のソロモン友好訪問日程が配布されました。
(2011/07/27)