ソロモン諸島からの医学研究生が日本留学決定

2013年05月09日

slomonstar2013_4_29
 日本・ソロモン友好協会が過去一年進めてきたソロモン諸島からの医学研究生 Mr. Andrew Darcy(ソロモン政府推薦)の日本留学(一年)が決まり、今年4月13日にPNG経由で来日。

 現在、受け入れ大学である大阪枚方市にある関西医科大学に籍を置くと共に、同大学の西山指導教授の下、熱帯医学の研究を開始しています。

 同人はソロモン政府の保健省の課長職にあり、現在のソロモン諸島のリロ首相の遠縁に当たります。ソロモン諸島から医学面で日本に留学するケースは、国が進める国費留学生の例にも無く、今次友好協会が進めてきたケースが初めてであり意義深いことです。

 4月23日には井上友好協会会長と高濱理事長が同大学の山下敏夫(博士)学長を表敬訪問し、Mr. Darcy を紹介するとともに指導よろしきをお願いしました。一方 Mr. Darcy は後輩のためにも頑張ると言っています。頼もしい限りです。

 この留学が実現するまでには、同大学の友田幸一(博士)教授(副学長)の支援と外務省大洋州課並びに在ソロモン日本大使館の岩撫大使のご協力の下実現したもので、ここに厚く御礼を述べさせていただきます。

 そしてこの医学研究生の留学が、ソロモン諸島の医学レベル向上に大きく貢献し、かつ日本・ソロモン諸島間の良好な関係増進の上で大きな橋渡し的役割を果たすことになれば、これを促進してきた友好協会にとって望外の喜びとなりましょう。

 皆さん、今後とも、是非 MR. Darcy の研究成果が上がるよう種々ご協力いただければ真に幸いとするところです。